1. HOME
  2. 年間行事
  3. 元三大師会

元三大師会

2022年1月3日

元三大師会がんざんだいしえ

元三大師は平安時代に実在した、良源りょうげん(918〜985年)という天台宗のお坊さんです。比叡山延暦寺の第十八代目の座主ざす職を務め、様々な改革を行ってお寺を再興したため「比叡山中興の祖」とされています。亡くなった後に朝廷から慈恵じえ大師だいしという諡号が贈られましたが、命日が正月三日だったため、人々から「がん三大師ざんだいし」と呼ばれ親しまれています。また当時疫病を流行らせていた鬼神を鎮めたことから、「降魔ごうま大師だいし」との異名で呼ばれるほど強大な法力の持ち主でした。当山の元三大師会は正月三日の御命日にちなみ、慈慧大師に報恩謝徳の心を捧げ、併せて私たちの厄難消除・開運招福を祈願する法要です。